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紫外線対策について 皮膚は生きている

2016/06/12

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紫外線対策について 皮膚は生きている

皮膚が毎日新しい細胞で置き換わっているなんて、見ていても分かりません。ところが、お母さんのお腹の中で成長して皮膚ができると、その後は常に古い細胞は脱落して新しくなっているのです。

人間の体は小さな細胞の集まりです。生まれた時は約3兆個の細胞ですが、大人になると約60兆位と20倍にもなるのです。また、体にはいくつもの臓器、つまり心臓、脳、肺臓、肝臓などからできていますが、皮膚も1つの臓器です。驚くことには皮膚は体の一番重い臓器で4キログラムもあり、大きく広げると畳一畳分で、1・5平方メートルあります。この皮膚は一体どのような細胞から作られているのでしょう。まずその構成をみると外から順に、表皮と真皮と皮下組織からできています。毎日につくのは表皮ですが、表皮は4種類の細胞からできています。


①表皮は4種類の細胞からつくられている

表皮は0・1ミリメートルもない薄いものですが一層ではありません。まず最外層は角質層と呼ばれ、すでに生きるための核を失った細胞が平たくなり、瓦のように数層から十層きらい重なっており、お互いにしっかりと手をつないで、外から侵入物が入らないように体の内部を守っています。

同時に角質層は体内から水分が簡単に蒸発しまいように、さらには皮膚が乾燥してパリパリにならないように、適度の水分を保つために非常に大切な役目になっています。こんおい角質層をつくっているのは主に角化細胞です。表皮をつくる細胞は角化細胞の他に、メラニンを作る色素細胞、免疫の最前線で活躍するランゲルハンス細胞、神経細胞の一種メルケル細胞の4種からつくられています。

(1)新陳代謝を繰り返す角化細胞

皮膚が毎日新しくなるのは、角化細胞が常に入れ替わっているからです。それでは、この生まれ変わるサイクルを順をおって説明していきましょう。

●はじまりは基底細胞

角化細胞のうち表皮の一番底(表面から一番遠く)にあるものを基底細胞と呼びます。基底細胞は分裂して仲間を増やします。1つの基底細胞が2つのなると、そのうちの1つはその場に残り、一方は皮膚の表層に向かって形やかたらきを少しずつ変えていきます。

専門的には細胞の分化(はたらきや形が変化すること)と呼んでいます。基底細胞がいる場所を基底層と呼んでいます。基底層は表皮の一番深いところにあります。その下方は基底膜と呼ばれ、表皮と真皮を結びつける大切な役割を持った膜があります。この基底膜をつくるために表皮の角化細胞と、後ほどお話しする真皮の線細胞から作られます。


●角質細胞はからだを外界からまもるプロテクター

細胞が生きているしるしと考えられる遺伝情報を背負った細胞核が突然消えて角質細胞に変化します。薄い10枚位重なったような、それでいて、細胞と細胞の間には全く隙間を作らない角質層が出来上がります。もうすでに細胞としては遺伝子を働かせて周辺の状況に反応するすべを失っ

てはいますが、角質層は表皮の一員として、外界の刺激や変化に対して生体をまもる重要な役目になっています。まずは外から侵入物が内部に入らないように物理的にまもっていますし、表面には皮膚膜を作って皮膚の乾燥を防ぐと同時に、PHを弱酸性に保ち最近が増殖しにくい環境を作っています。さらには、角質細胞間に3種類の油、つまり、コレステロール、脂肪酸、スフィンゴ


●色素細胞がメラニンを作り出すしくみ

日焼けして赤くなった後、3~4日目ごろから肌色が強くなってきますが、これらは色素細胞がメラニンをたくさん作り始めただけです。ところが、このメラニンを作るよう命令を出しているのは実は角化細胞なのです。太陽の紫外線Bを浴びた表層角化細胞は、いろいろな化学物質を作って細胞の外に放出します。放出された物質は表皮内で基底層の色素細胞に到着します。色素細胞にあるアンテナで受け取ります。サイトカインを受け取った色素細胞はメラニンを作り始めます。つまり、表皮の色素細胞は、太陽紫外線を浴びて直接メラニンを作るだけでなく、太陽紫外線を浴びた角化細胞が作り出す物質に敏感に反応してメラニンを作るのです


●同じ量の紫外線でもスキンタイプによって日焼けの仕方は違う

ところで紫外線に反応してメラニンを合成する能力は遺伝的に決まっています。日本人でもメラニンを作る能力が人によりかなり違います。日焼けで赤くなるか黒くなるかにより、日本人のスキンタイプは1~3に分類されます。日焼けして赤くなりやすいが、少ししかメラニンを作ってこない人がスキンタイプです。17~18%の日本人はこの色白タイプです。逆にあまり赤くならないが、日焼けしてどんどん黒くなる人がスキンタイプ3です。⒔~⒕%の人がこのタイプに入ります。

残りの約70%近くがスキンタイプ2で、そこそこ赤くなり、そのあと、一部の色素細胞のはたらきが異常に強くなると、その一部に限りメラニンが沢山作られてシミになるのです。逆に色素細胞の働きが悪いとその部位だけ白班になります。また、病的に皮膚の色に異常をきたしている場合には色素細胞の数も増えたり減ったりしていますが、普通は黒人でも日本人でもアジア人でも色素細胞の数は同じです。違うのはメラニンを作る働き具合です。


●メラニンは帽子のように紫外線から遺伝子をまもっている

色素細胞が作るメラニンは、基底層にある角化細胞に分けて与えられて、表皮細胞の核の上にちょうど帽子のように乗っかって核を太陽紫外線からまもっています。そのため紫外線を浴びた後、メラニン色素が作ることができないかあるいは少ししか作ることができない人では、格香細胞の核

小吉 健太

小吉 健太

Written by: 小吉 健太
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