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すすいでもリンスが髪に残るわけ

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すすいでもリンスが髪に残るわけ

リンスという言葉は、本来「すすぐ」という意味です。ですから、シャンプーした後、髪をしっとり艶やかに指通りのよい状態に整えるリンスは正しくは「クリームリンス」というアイテムです。もちろん商品名は○○ヘアコンディショナーとか○○ヘアリンスなどいろいろな表現が使われています。

このシャンプー後に頭髪につけ、また温湯で軽くすすぐと、毛髪がしっかりとヌルヌルしてすべりがよくなるというものを、略して「リンス」と呼んでいるわけです。

リンスはカチオン界面活性剤という、+の電気的性質のものが、毛表皮に吸着し、そのカチオン界面的性剤に配合されている油分がくっついて、毛髪に薄い油の皮膜ができるというのが、基本的な効果です。濡れている毛髪や皮膚は、電気的にややマイナスの性質が強く、プラスの電気的な性質のものは、電気的な引き合いで毛髪に吸着しやすいのです。

リンスがすすいでも、すすいでも、いつまでもヌルヌル残る感じがするのはこのためです。カチオン界面活性剤は油と髪の仲立ちをしながら、毛髪に柔らかみを与え湿潤効果もあります。静電気防止効果もありますので、ヘアスタイルをまとまりやすくする効果も期待できます。

これに対して、シャンプーや石鹸はアニオン界面活性剤という電気的にマイナスの性質の成分が洗剤の基剤として使われているので、よくすすげばその成分は流れ落ちていきます。(最近のダメージ毛用シャンプーにはすすいでも毛髪に残る滑りをよくする成分が配合されていることが多く、このようなタイプのシャンプーは「リンスインシャンプー」とか「コンディショニングシャンプー」など名づけられてています)


しかし、一般的にはカチオン界面活性剤は皮膚に残ったとき、かゆみや炎症の原因になることもあり、頭皮に擦りこむような使い方はあまりおすすめできません。髪に良い物が肌にもよいとは限らないのです。リンスはなるべく頭髪中心につけたほうが無難です。

すすぐときは、やや熱めのお湯で流しながら、そのお湯で流しながら、そのお湯を洗面器やシャンプーボールに溜め、リンスが溶け込んだ湯の中に髪をほぐすような感じですすぐと、まんべんなくリンスが毛髪につき、効果が高いようです(このようなすすぎかたをチェンジリンスといいます)。

また、前述したように、シャンプーは通常マイナスの電気的性質の成分が中心ですのでリンスとシャンプーが髪の上で混ざると、カチオン界面活性剤とアニオン界面活性剤がプラスとマイナスでくっついてしまいます。これがかすのようになり髪に残ることがありますので、シャンプー剤はよく流してからリンスすることも大切です。

小吉 健太

小吉 健太

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プロの美容師の髪の毛のためになるコラムです☆お気軽に読んでくださいね☆

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