アディクシーカラーについて
2017/04/18
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2017/04/18
各色の特性
□各色の色相と彩度
オルディーブアディクシーは、高明度から低明度まですべてのレベルで茶味を含んでおらず、色相がブレにくい特性があります。またスタンダードラインの5色は、いずれもレベルによる彩度の差が少ないのも特長です。透明感があり、デザイナーさまのクリエイティビティを活かせるラインナップです。
POINT
上下のレベルでミックスした時に色相や彩度のブレが起こりにくくなっています。
POINT
ダークカラーでも色味や透明感を表現できます。
□各色の特長
欧米人の地毛のような透明感ややわらかさ、くすみ、ツヤを表現できるカラーが揃っています。アンダーレベル(明度)によって仕上がりが異なるため、色の見え方の違いを把握し、素材に合わせた使い方をするようにしましょう。
GrayPearl(グレーパール)
ほんのり青味のあるモノトーン
オレンジ味を消し、透明感とやわらかさを表現します。
Sapphire(サファイア)
クリアなブルーアッシュ
5色の中で、最も赤味を消す力の強い色です。
Emerald(エメラルド)
やわらかさのあるカーキ
赤味を消し、やわらかさや軽さを表現します。
Amethyst(アメジスト)
青味のあるバイオレットアッシュ
黄味を消し、やわらかなツヤを与えます。
Silver(シルバー)
ほんのり紫味のあるモノトーン
黄味を消し、ウェールがかったグレーを表現します。
サファイアをサポートする各色の役割と特長
□サファイアをサポートする各色の役割
サファイアを素材に合わせるためにサポートする、各色の役割を理解しましょう。
①グレーパール シルバー 無彩色をミックスすることで、グレイッシュなやわらかさを表現します。
②ブラウン アンダーのムラを均一にします。
③アメジスト シルバー 黄味を消し、緑味が出るのを防ぎます
□各色の活用方法
彩度を調節したい時
グレーパールをミックス 3:1~1:3
ミックスして使用することで、ブルー~グレーまで彩度コントロールが可能となります。
色相を調節したい時
アメジストをミックス 3:1~1:3
アンダー13レベル以上(黄アンダー)に深みと赤味を与えます。
吸い込みを防止したい時
クリアをミックス 2:1~1:1
毛先にダメージある髪(パーマ毛、矯正毛、くせ毛など)の吸い込みを防止します。
アンダーに対応したい時
シルバーをミックス 3:1~1:3
アンダー10レベル以上(オレンジ~黄アンダー)の黄味をおさえながら彩度を落とします。
トーンダウンしたい時 3:1~5:1
アンダー13レベル以上でトーンダウン幅が大きい髪をまろやかに仕上げます。
アディクシーの使用方法
ワンメイク時の使用方法
ブラウンをかき消す発色と透明感を実感できます。
発色の過程と最適な放置時間の設定
放置時間/15~20分 ※パーマや縮毛矯正を行った髪は色が濁りやすいため、早め(5~10分)にカラーチェックをしましょう。
オールディーブアディクシーは、発色の立ち上がりが比較的早い特性があります。一方、染料構成がシンプルで色相のブレが少ないため、放置時間による色相の変化はありません。ほぼ同じ色相のまま、次第に濃く発色していきます。
POINT 青味の強い色を失敗なくカラーチェックするには
①カラーチェックは複数箇所で。
髪の表面、ネープ、顔周りでチェックします。顔周りはマットが出やすいので、特に注意します。
②チェックはダウンステム&目視で。
光に透かさず、ダウンステムで、目視により赤味や黄味のアンダーが消えているかチェックします。少し早めに見えるのがポイントです。
※部分的に発色しすぎた場合は水スプレーを塗布するか、水を入れたカップに髪を浸し、反応を止めます。
アディクシーグラデーションとは?
根元は暗いが、赤味を感じず、中間~毛先は、明るくやわらかな仕上がりを楽しめます。
ブリーチ剤を使用せず、1プロセスで行うグラデーションカラーのことです。
□アディクシーグラデーション3つのポイント
①明度の設定
中間部分を希望する明度に設定します。
②色味の設定
アンダーや髪質に合わせて色味を設定します。
③技術の設定
塗布順序と薬剤の境目の塗り方を設定します。
□対象毛髪
毛先に残留色素がある毛髪や10レベル以下の毛髪はティントクリアやブリーチ剤での対応を行う、2プロセスの施術が必要になります。
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