ヘアカラー1番多いのは?
2024/06/22
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2024/06/22
お客様でカラー人気や1番多いオーダーを聞かれることが多いですが、ぼくの場合は圧倒的に前回と同じです。
ではなんで前回と同じが多いのか?
ロジックとともに説明します。
<カウンセリングについて>
①プロセスを決めることができる。(最短時間と労働で最大の効果を出す。)
②プロとしての複数の提案が出来る。(決めつけられるわけでなく一緒に考えてくれる信頼感を得る。)
③術後のトラブルを予想しケア(対策)が出来る。(不安感を取り除きお客様の信頼感・安心感が増す。)
結果が分かるので、お客様、アシスタントの両方に対して、仕上がりの印象を言葉で伝えることができます。
そうすることでお客様は結果の仕上がりを理解でき、またアシスタントはヘルプのスキルが上がります。
<診断について>
頭皮診断
お客様は頭皮のケアの必要性に気づいていない場合もあります。
お肌であれば、くまやニキビが出来ればすぐにケアを行いますが、頭皮は見えません。
頭皮診断をすることで術語のトラブルを防ぎ、お客様との信頼関係が高まります。
【自前の頭皮の処理】
まずは、今の状態を伝えケアが必要であると伝えることが大切です。
施術前に充分に頭皮の水分量を確保します。
<色>頭皮の色を診る。
□健康(青白い)
□くすみ
□赤み
見る場所のポイント
・トップ・フロント・ネープ
3か所以上CHECK!頭皮を見れることで信頼関係が高まりますよ。
<敏感肌>頭皮を診る。問診する。
□健康
□少し敏感
□非常に敏感
問診の仕方
①アレルギーはありますか?
②いつもカラーは染みますか?
③カラー後トラブルなどがあったことはありますか?
敏感肌の人にはカラー前のシャンプーを控える
シャンプーする場合
髪のスタイリング剤を取る程度にしましょう。
頭皮ケアもしてあげると1ランク上のカラーが出来ますよ。
<表面状態>表面の状態を診る。指先で軽くこする。
□健康
□脂性(泡立てシャンプー・染まりづらい)
□乾燥(頭専用のケア剤を使う・染みやすい)
□フケ(脂性・乾燥)
□その他(キズ・脱毛・施術後ケア)
毛髪表面の状態を診る
<乾燥>乾燥度合いを診る
□なし
□少し
□乾燥(暖・寒)
□非常に乾燥
チェックの方法
太めの毛束を持って根元~中間~毛先をCHECK
寒色系なりやすい。暖色出ずらい。
<油分量>油分量を診る。
□普通
□少ない
□多い
チェックの方法
多いか少ないかによって発色やツヤ感の違いが出てくる。トリートメントのオススメにつながるポイント。
多い場合→寒出やすく、暖出ずらい
少ない場合→色がにがりやすく艶が出ずらい
毛束で毛質を診る
<毛量>毛量を診る
□普通
□少ない
□多い
【多い場合】スライス薄め・塗布多め 多めに塗って(明度あげる)
【少ない場合】スライス厚く・塗布少な目 少なめに塗って(明度さげる)
透明感・透け感出やすい。全体が明るく見えやすい
<太さ>太さを診る。
□普通
□細い
□太い
【太い場合】赤み強く出やすい・暗く感じる・暖色出やすい
【細い場合】赤み少ない・明るく仕上がる・寒色出やすい
<硬さ>硬さを診る。
□普通
□硬毛
【硬い場合】しっかり持って状況を把握する
【柔らかい場合】寒色◎暖色×色の安定悪い
毛髪に感じる色
メラニンタイプ
【赤みの毛髪 青みを感じる真黒の毛髪】
傾向と特徴
●明度が上がりにくい
●明るくなったとき赤く感じやすい
●太く、硬い髪に多い
見た目の印象
●透け感がない
●赤味を感じられない黒々とした髪
●新生部が最も暗い
●全体に赤味を感じる
●髪が潤っている
触った感触
●重い
●弾力がある
●表面がザラザラしている
リフトアップ時の特徴
●リフトされにくい
●黄味を感じるヘアカラーが出にくい
●透明感が出にくい
●リフトアップすると赤味が出る
トーンダウン時の特徴
●明度を下げるときは温かみのある色で
●あたたかみのある色を混ぜる
色味表現の注意点
●赤味を表現しやすい
●深みのあるカラーを美しく表現
●寒色系は暗めに出る(赤くなる場合もある)
●くすまない色を選択する
●1剤のレベルを上げたり、2剤の濃度を高くする
●低レベルでの寒色系が表現しにくい
適している質感
●深みのツヤ
●みずみずしいツヤ
適さない質感
●寒色系の柔らかい感じ
●透明感のあるツヤ(特に寒色系)
【黄味の毛髪 少しくすんだグレイ味のある毛髪】
傾向と特徴
●細く柔らかい髪に多い
●カラーが反応しやすい
●ティントが残りにくい
見た目の印象
●透け感がない
●ドライな感じ
●黄味が目立つ
●新生部が最も明るい
●黄味が似ているがさらに寒色系やドライ感がある
触った感触
●軽い
●弾力がない
●やわらかい
リフトアップ
リフトアップ時の特徴
●リフトされやすく、薄く仕上がりやすい
●明るく仕上がりやすい
●仕上がりが寒色になりやすい
トーンダウン時の特徴
●明度を下げるときはややくすみのある色で
●ややくすみのある色になりやすい
●染料が残りにくい
色素表現の注意点
●暖色より赤が出にくい
●幅広い色味を表現可能
●色が浅く透明感が出る
●希望色より明るくぼけた感じになりやすい
●深めに入れる場合は2剤のレベルを下げるか低明度、高彩度の色で調整
●マットは濃く出やすい
●1剤のレベルや彩度を上げたり、2剤の濃度を低くする
適している質感
●やわらかい
●透明感のツヤ
●まろやか
適さない質感
●深みのあるツヤ
●みずみずしいツヤ
こんなことを聞いています。
参考になりましたら幸いです。
プロの美容師の髪の毛のためになるコラムです
☆お気軽に読んでくださいね☆
サロンご来店時に、コメントやご意見などフィードバックしてもらえたら嬉しいです。
お客様は、
とにかくご来店して体験してくださったら嬉しいです。
他のサロンではできない技術で貢献いたしますので、
是非是非ご体験してみてください。
店舗様・オーナー様は、
ぜひ一緒に技術を覚えていただきたいです。
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