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傷めないダブルカラーの仕方・ブリーチパウダーでハイブリーチできるわけ

2016/06/28

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傷めないダブルカラーの仕方・ブリーチパウダーでハイブリーチできるわけ

ハイブリーチをしたい場合、多くの理美容師さんが用いるのが、いわゆるパウダーブリーチというアイテムです。製品には、脱色・脱染剤、あるいは酸化助剤という表示がされていると思います。過酸化水素水と混合して使用すると、通常のブリーチ剤や明るくする要素を合わせ持っているヘアダイよりも、はるかに強いブリーチ力を発揮するこの粉のことをブースターといいます。ブースターは増幅するものという意味です。

 

ブースターには通常化硫酸アンモンや過ホウ酸ナトリウムなどが配合されており、これらが過酸化水素の働きを助け、より強力なブリーチ力を発揮します。もちろんアルカリ分もかなり(アルカリ度25前後)あり、過酸化水素と2:1とか3:1で混合したときにでも、その混合液が充分なアルカリ度を保つようになっています。混合割合が過酸化水素のほうが多ければ、その混合液の過酸化水素濃度も高くなりますし、前述した過硫酸アンモンなどの酸化助剤のせいで飛躍的にブリーチ力がパワーアップする仕組みになっているのです。

 

この酸化剤は、毛髪中のメラニンをブリーチする働きを助けるだけでなく、毛髪をヘアダイで染毛してある場合、その色素も破壊しますので、染めた毛の脱染剤としても使用されています。たとえば金髪近くまでブリーチしている人がまた暗く染め直しているような場合、通常のブリーチ剤や明るくするタイプのヘアダイを使用しても思ったように毛髪の明度は上がりません。これは、毛髪中のメラニンを破壊しても、染料の色素がたくさん毛髪中に入っているためで、その色素を脱染する働きは通常のブリーチ剤やヘアダイにはありません。

 

通常のヘアダイの1剤2剤を混合し、その中にブリーチパウダーを混入してみますと、すぐ色素が発色しますが、そのまま放っておくと、今度は発色した色がだんだん薄くなってきます。つまり発色したヘアダイの色素をまた破壊して脱染する働きがあるということです。

 

ですから、このブリーチパウダー(ブースター)は通常のヘアダイとは併用したりすることはできません。混合することはないと思いますが、ブリーチパウダーでブリーチした後、ヘアダイで色づけするといった技法ーいわゆるブリーチ&ティントと呼ばれるやり方をする場合、毛髪にブリーチパウダーが残留していたり、使用するハケにブリーチパウダーが付着していたりすると、思ったような色味がでない(染まらない)、といった現象が起こることがあります。

 

ハイブリーチや色素の脱染のどちらかの目的に使用する場合でも、ブースター+過酸化水素という組み合わせは、毛髪にかなりの負担をかけることになりますので、注意が必要です。

 

1、T.R&D カラーチェンジャー+カラーコントローラーのご提案

T.R&Dは、同色のオンカラーやカラーチェンジ時に、カラーの重ね塗りによる

①濁り、②くすみ、③トーンダウン

を解決する、カラーチェンジャー、カラーコントローラーをご提案いたします。

 

2、施術時間と対象のカラー剤

<施術時間>

ヘアカラーの『色味』、『レベル』を変えたいお客様へご使用下さい。現在のお客様のヘアカラーレベルにより、色味を除染するスピードは異なります。

 

(色味を除染する時間の目安)

・おしゃれ染めカラーレベル 11以上 トータル5分

・おしゃれ染めカラーレベル 6~10 トータル7分

・白髪染め全般 トータル10~15分

 

<対象のカラー剤>

本商品が除染できるカラー剤は、『酸化染料』のみが対象になっています。

酸性染料、塩基染料、HC染料、直接染料へのご使用はお控えください。

 

3、Q&A

Q1、16レベルのブリーチ毛に3レベルの黒染めをした場合、除染はどこまで可能ですか?

A、毛髪の状態、カラー剤により多少の差はありますが、5レベル以下の白髪染めであれば90%以上、6レベル以上のオシャレ染めであればほぼ100%除染が期待できます。今回の場合、条件にもよりますが3レベルの白髪染めであれば15レベル程度までの除染が可能です。除染後の毛髪は、メラニン色素のトーンになっていますのでオンカラーしてティントを入れることをお勧めします。

 

Q2、9レベルのアンダートーンだった毛に7レベルのカラーをしました。その後、11レベルのカラーにすることは可能ですか?

A、9レベルまで除染した後にオンカラーすれば可能です。希望色の色味にもよりますが、少し明るめのカラー、又は【カラーコントローラー】と希望色をミックスしてお使い下さい。

 

Q3、13レベルまでソフトブリーチをした後、10レベルにトーンダウンし、その後7レベルに再度トーンダウンした履歴があります。【カラーチェンジャー】で除染したら何レベルになりますか?

A、最初の既染部のアンダートーンに戻ります。従って、13レベル程度になります。

 

Q4、白髪染めを繰り返した場合、重ね塗りした部分が暗くなってしまいました。最初の白髪染めの「色味」と「明るさ」に戻すことは可能ですか?

A、既染部の全てのカラー剤の色味を【カラーチェンジャー】で除染すれば、最初の「色味」と「明るさ」に染め直すことができます。

 

Q5、同色のカラーでオシャレ染めを繰り返し、重ね塗りした部分がティントで色が沈んでしまいました。新生部に使うカラーと、既染部の色を合わせることは可能ですか?

A、ティントで色が沈んだ部分を【カラーチェンジャー】で除染しオンカラーをすれば、均一なカラーが可能です。新生部と除染した部分のアンダートーンを考慮してオンカラーして下さい。除染した部分は【カラーコントローラー】と希望色をミックスしてトーンコントロールすることをお勧めします。

 

Q6、カラーチェンジをするときに希望色にアンダーカラーの補色を加え染めています。その時にどうしても濁った色になるのですが濁りのないカラーは可能ですか?

A、オンカラーするヘアカラーのティントと残留ティント(アンダーカラー)が補色の場合、使用したカラーレベルより少し暗い濁りのあるブラウンになります。希望色が残留ティントの補色を使用しなければならない場合、【カラーチェンジャー】で残留ティントを除染してオンカラーを行えば濁らないカラーが可能になります。

 

注意点①

1、基本的にメラニン色素は分解しないので、アンダートーン以上の明るさをご希望のお客様にはご使用できません。ただし、ハイダメージヘアの場合はメラニン色素を分解する可能性もあります。

2、除染後の寒色系(特に、マット系)でオンカラーされる場合はやや暗くなる可能性がありますので当社のカラー・コントローラーをご使用ください。

3、カラー履歴で一番明るいレベルまで除染されます。カウンセリング時にカラー履歴をご確認下さい。

4、まれに髪質、カラー剤により除染し難しい場合があります。その時は1剤塗布後の放置時間を長くするか、プレーン・リンス後にもう一度同じ工程を繰り返して下さい。

5、カラーチェンジャー、カラーコントローラー以外の組み合わせ、また、プレトリートメントを行うなど、他の商品との組み合わせは行わないでください。効果がなくなり、かぶれ、かゆみの原因になる可能性があります。

6、当社のカラーチェンジャーでは1剤と2剤を混ぜて使うことはありません

7、本商品は常温でお使いください

小吉 健太

小吉 健太

Written by: 小吉 健太
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