365日美容師・渋谷美容室ACHFILO小吉健太の美容人生
2026/03/12
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2026/03/12
今回は、
ACHFILO代表 小吉健太が、なぜ365日美容師のことを考え、学び、仕事をし続けているのか。
そのきっかけと、僕が大切にしている想いをまとめさせていただきます。
この文章を通して、
お客様には、なぜアフィーロがここまで美容に本気なのか?
美容学生や新卒美容師の方には、なぜここまで美容師という仕事に熱くなれるのか?
少しでも感じていただけたら嬉しいです。
僕が365日、美容師という仕事に携わり続けるようになったきっかけ。
それは、尊敬する師匠、AFLOAT宮村さんのもとでアシスタントとして働かせていただいたことでした。
まずは、入社させてくださり、アシスタント時代を本気で過ごさせていただけたことに、今でも心から感謝しています。
僕が一番大切にしているのは、実績です。
いきなり何を言うんだ、と思われるかもしれません。
でも、これはお金の話だけではありません。
僕にとっての実績とは、
どれだけ毎日仕事をしたのか?
どれだけお客様の前に立ち続けたのか?
その、お客様の目の前に真剣に立ち続ける実績です。
言うならば、毎日バッターボックスに立ち続けるようなものです。
だから僕は、365日毎日、美容師に関わる仕事をし続けて実績を積み上げています。
そして、その“実績の重み”を誰よりも背中で見せてくれたのが、
過去にカリスマ美容師として誰よりも働いていた師匠・宮村さんでした。
宮村さんが現役全盛期の頃に、休みなくたくさん仕事をさせていただいたこと。
その感謝は、今でも一度も忘れたことがありません。
少し、美容学生時代の話に戻ります。
僕が美容学生だった頃は、ちょうどカリスマ美容師ブームの真っ最中でした。
今ではカリスマ美容師なんて、少し懐かしい言葉かもしれません。笑
当時は全国の学生がカリスマ美容師に憧れていて、
雑誌やネットでも、高校生の憧れの職業の中に美容師が堂々とありました。
僕の母校、ハリウッド美容専門学校には、14クラス、800人以上の同級生がいました。
その中で僕は、自分に言い聞かせていました。
「とにかく美容学校では主席、1番でなくてはいけない。」
遅刻も休みもせず、全日出席。
できる限り最前列に座る。
暇さえあれば、学校が休みの日でも技術セミナーに参加する。
さらに、産能短大でも学び、経済の仕組みや仕事に使えることを勉強し、美容学校と短大の両方の卒業資格を取れるように動いていました。
在学中には慶應大学への編入の道もあり、とにかく勉強にも明け暮れていました。
でも、現実は決して楽ではありませんでした。
学費は親の支援が一切なく、奨学金だけでは足りない。
深夜までアルバイトをして、寝るのは始発の東横線。
まともに眠れない日もたくさんありました。
たぶん、学生の中では一番の貧乏苦学生だったと思います。
すき間時間は全部バイト。
一緒に遊ぶ余裕もない。
学費は自分で払っていたので、1円も贅沢はできない。
バイトのまかないで食事を済ませ、浄化した水をステンレスボトルに入れて飲んで、持ち前のストイックな体力で、とにかく練習と勉強に集中していました。
ちなみに当時のあだ名は、
「ターミネーター美容師」でした。
本当は愛たっぷりなのに、なかなか伝わらなかったらしいです。笑
でも、人に何を言われても、どう思われてもよかった。
僕には大きな夢がありました。
日本一の美容師になる。
まずは、主席で卒業する。
そして迎えた卒業式。
ありがたいことに、
成績主席。
さらに、無遅刻無欠席、産能短大卒業資格、学長賞など、
4回くらい名前を呼ばれて舞台に立たせていただきました。
「コヨシ君、頑張ってたもんね」
そう言ってもらえて、
最終的には友達も増えました。
努力は、最初から全部理解されるわけではありません。
でも、やり続けていると見てくれる人は必ずいる。
そのことをこの時に感じました。
学生時代、僕は就職活動にも徹底的にこだわりました。
見学したサロンは、200サロン以上。
渋谷・原宿・表参道・青山の大きな地図を部屋に貼り、
当時雑誌に載っていたそのエリアの美容室ほぼすべてに電話をしました。
休みの日は、朝8時から夜23時まで。
30分おきにサロン見学。
多い日は、1日20件近く回っていました。
今思えば、かなりいかれた行動です。
でも、それくらい美容師という仕事に夢中でした。
今も根っこは変わっていません。
美容学生の皆さんに伝えたいのは、
サロン見学ができるのは美容学生の特権だということです。
できる限り見学してください。
スタッフさん、代表、店長と話してみてください。
その空気、その言葉、その温度感は、求人票だけでは絶対にわかりません。
サロン研修ができると知れば、
「バイト代いらないので働かせてください。」
とお願いしていたくらい、
僕は美容室を見ること、働くことに夢中でした。
この経験があるからこそ、アフィーロでは美容学生の見学やアルバイトも優遇しています。
これを読んでいる美容学生の方がいたら、ぜひ一度やってみてください。
アルバイトしてみたいなら、アフィーロで働いてみてください。
もし読んでくださっている美容学校の先生がいらっしゃれば、
美容学生の就職合格を後押しする無料セミナーもぜひやらせてください。
Instagram:@achfilo-koyoshi
TEL:03-6805-0416
僕がたくさん見学した中で、
一番すごいと思い、就職を決めたのが、
当時一番人気のカリスマサロン、AFLOATでした。
理由はとてもシンプルです。
とにかく忙しい
スタイリストがキラキラ輝いて見える
アシスタントの動きに無駄がない
実際、入社してからは営業中にトイレに行く時間すらない、
良い意味で戦場のような毎日でした。
そして何より、
当時現役でバリバリ働いていた師匠の仕事に、毎日感動していました。
日本一のカリスマ美容師の全盛期のエネルギー。
それを毎日シャワーのように浴びられたことは、僕にとってこの上ない財産でした。
師匠の仕事は、サロンの理念である
「安心・信頼・謙虚」
その言葉どおりでした。
安心できる、ものすごいスピードの仕事
カリスマなのに、ものすごく謙虚
多くを語らなくても、専属アシスタントを信頼して任せている
与えられる仕事のすべてに、毎日感謝していました。
もちろん、すべてに対して返事は、
「YES」か「はい」か「喜んでやらせていただきます」
休みがなくても、幸せでした。
もう少しだけ、時間を戻します。
僕にとって一番印象に残っているのは、
AFLOATの最終面接です。
当時、AFLOATには2000通以上の履歴書が届いていたそうです。
「なぜその中で受かったのか?」
正直、運もあったと思います。
でも、その運は行動力の貯金であると今ではわかりますし、その時のことは今でも鮮明に覚えています。
その面接は、今では考えられないくらい貴重な、
代表の宮村さんとの個人面談でした。
席に着いた瞬間、いきなりひと言。
「自己PRしてみて!」
正直、
「この人、何を考えてるんやろ?」
と思いました。笑
でも、とにかく入りたかった。
だから瞬間的に答えました。
僕は、生意気なくらいこう言いました。
「このサロンに絶対入ります。というか、僕を入れなかったら絶対損します。」
(YouTuberヒカルさんみたいに・・・(笑))
完全に営業みたいですよね。笑
でも、そのくらい本気でした。
限られた面接時間で、明日以降もう一生会えなくなっても後悔しないように、
とにかく話しまくりました。
産能短大や慶應大学の進学ルートで経済も学んでいたので、
こんなサロンをつくりたい
こんなサロンなら働きやすくなる
こんな教育をしたら早くスタイリストを育てられる
こんな仕組みならお客様も美容師も喜べる
そんなことを、相手目線で利他的に考えて、ひたすらノートに書いていました。
ノートには、
サスーンのように世界へ美容技術を発信すること、
スターバックスのようなサードプレイスとしての空間やサービスを提供するサロン展開まで書いていました。
もう完全に、面接というより勝手に事業プレゼン状態です。
他の面接者と同じになりたくなかった。
宮村さんの記憶に残りたかった。
とにかく必死でした。
多分、30分くらいノンストップで未来の夢を熱弁していたら、
宮村さんがひと言。
「もういいよ……」
「え、終わったの?」
と思いました。
でも、言いたいことは全部言った。後悔はなかった。
ただ心の中では、
「もういいよって、どっちの意味?」
と少しざわついていました。
でも、僕にはまだもうひとつ仕掛けがありました。
いきなりこう言いました。
「僕は宮村さんのつくる綺麗なヘアデザインや、美しい流れが大好きなんです。」
「これだけは見てほしいので、もう少しだけ時間をください。」
僕がAFLOATを受けたきっかけは、まさにそのデザイン力でした。
最後に、90秒のエレベーターピッチのように熱弁しました。
このサロンの曲線的で、アールヌーボーのような柔らかい美しいデザインが好きなこと
可愛いも綺麗も兼ね備えていて、お客様に似合っていて扱いやすいこと
日本一雑誌に出ていて、いつも目に留まるのがそのデザインであること
そして、自分はそのデザインを真似してひたすら練習してきたこと
そう言いながら、スケッチブックを取り出しました。
すると、もういいと言った直後の宮村さんがひと言。
「見せて。」
嬉しくて、泣きそうでした。
僕は美容学生の2年間、ほぼ全部のヘア雑誌や一般誌を買えるだけ買っていました。
好きなデザインは切り抜いて、スケッチしていました。
今ならInstagramやTikTokで無料で勉強できて表現できることも、
当時は紙と鉛筆で表現するしかなかった。
人生の代価の先払い・先行投資です。
雑誌開いてはひたすら見て、練習して、家では絵を描いて、デザインを考えていました。
宮村さんのすごかった技術は、
日本人の太くて硬い髪の毛が、柔らかく動くマジックでした。
それを絵に描いては、
友達やアルバイト先の女の子にモデルをお願いして、
巻いたり撮影したりして真似していました。
でも、悔しいくらい、どうしても同じにはならない。
だからこそ面接が最後のチャンスだと思って、
子どもみたいに素直に聞きました。
「なんであんなに可愛く綺麗にできるんですか?」
「どうつくったらできるんですか?」
すると宮村さんは、何枚もあるスケッチブックを見ながら、
「これはViViの5月号だよね」
「これはCanCamの7月号」
「これはAFLOATのスタイルブックの……」
と、全部を鮮明に覚えていて、髪の話をしてくださいました。
さっきまでの面接の空気とはまるで違って、
ヘアスタイルの話になると、本当に真剣だけど、全てに反応してくれて優しかった。
「コヨシ君は絵がうまいねぇ。俺の作品よく見てるねぇ。」
その一言一言が本当に嬉しかった。
(ちなみに最近会った時も、「コヨシくん絵を描いてみたら・・・」ってふと言われて泣くそうなくらい嬉しかった。)
その時、心の中で決めました。
「僕はこの人の下で絶対に美容を学ぶ。恩返しと恩送りをする。」
すると最後に宮村さんがひと言。
「あとは入ったら見て学びなよ。」
それが、僕にとっての合格通知でした。
その面接のあとも、
学生時代は何をすればいいですか
就職前にお給料いらないので掃除と練習させてください
アルバイトさせてほしいです
と、いろいろ聞きました。
それに対しても宮村さんは、丁寧に答えてくださいました。
だからこそ今、アフィーロでは、
僕自身が面接で美容学生の未来づくりに丁寧に答えることを大切にしています。
当時いただいた言葉はこうでした。
遅刻と休みはだめ。無遅刻無欠席
免許がないと働けないから、美容師免許を取ること
練習は就職してから死ぬほどする
しばらく実家に帰れなくなるかもしれないから、親孝行しておく
だから僕は、そこからさらに決めました。
無遅刻無欠席
セミナーもできる限り参加
首席で卒業
美容師免許に合格
就職前にお墓参りと親孝行
覚悟を決めて慶應大学も中退
そして手にしました。
憧れのサロンへの入社。
入社してからは、とにかく凄い毎日の連続でした。
お金も、時間も、休みもない。
でも、そこには夢がたくさんあって、
本当に楽しくて幸せな毎日でした。
普段のサロンワークは忙しすぎる。
だからこそ、
師匠の「見て学びなよ」の言葉を信じて、
休みの日も撮影、セミナー、講習に、
「カバンもち、掃除、雑用、何でもやるので連れて行ってください」
とお願いして、許される限り連れて行っていただきました。
そこで、たくさんの神技を勉強させていただきました。
そしてもうひとつ、師匠からいただいた言葉があります。
「毎日終わったら、くたくたになって倒れるくらい仕事と練習してみなよ。」
その言葉を信じて、僕は自分に最低限の任務を課しました。
朝は一番にサロンに行って練習する
夜は一番最後まで練習して帰る
先輩たちは本当に上手い。
自分は最初、センスもまだまだで、なかなかうまくできない。
でも、毎日繰り返していると、
1年後くらいには、気づけばかなり多くのことができるようになっていました。
営業中は止まらないジェットコースターのような現場にくらいつく。
どれだけ先輩に怒られても、悔しくても、歯を食いしばる。
夜はその日できなかったことを、モデルやウィッグで即練習。
みんなが帰ったあとも、限界まで練習する。
家に帰ると倒れ込むように眠る。
そんな日々でした。
同期の中には、
「そんなに美容師して楽しいの?」
「先輩怖いし、忙しすぎるし、休みもお金もないのに」
と文句を言って辞めていく人もいました。
でも僕はずっと思っていました。
文句を言うより、手を動かす。
ネガティブに考えるより、行動する。
動いていると、考え方まで良くなっていく。
愚痴が、感謝の言葉に変わっていく。
本当に大切なのは、小さな不満ではなく、
本気で美容師の仕事と美容に向き合うことでした。
そしてそれを365日、背中で見せてくれた宮村さんがいた。
だから自分も頑張れた。
ただそれだけの365日です。
だから今も頑張れる。
たった2つの魂の言葉だけで、今も頑張れている。
不思議だけど、本当にそうです。
そうしないと、背中すら見えなくなりそうで走っている。
AFLOATにはすごいスタイリストがたくさんいましたし、今もいます。
だから僕も、
そんな熱くて素敵なサロンとスタイリストを育てたい。
今もこれからも、ずっと頑張り続けられるのは、
あの時代の熱い毎日に触れていたからだと思います。
美容師は、本気でやれば本当に素晴らしい仕事です。
だから僕は今も、365日、美容師の未来を考えて仕事をしています。
少し前に宮村さんにお会いした時、
こう言っていただきました。
「成長したね。まだまだ頑張ってるじゃん。」
それが嬉しくて、
もっと頑張ろうと思いました。
僕は天才ではありません。
でも、凡人でも頑張れば、それなりにはなれる。
渋谷の一等地にサロンを出すこともできる。
素敵なところに住み、ライフスタイルを楽しむこともできる。
もっといい景色を見たい。
もっと美容師としてうまくなりたい。
もっと成長し、貢献し続けたい。
仕事をしているから見える世界がたくさんあります。
本当に、美容師は楽しい仕事です。
これからも、
もっとスタッフやお客様の感動と安心・安全を追求し、
卓越した技術を追求し、
たくさんのお客様とスタッフの喜びと幸せに貢献していきます。
長い文章をここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
最後に、僕からプレゼントとしてひとつお伝えしたいことがあります。
美容師として成功したい人。
どんな仕事でも、楽しみながら成果に貢献したい人。
そんな方は、20代30代でこの2つに没頭してください。
40代になると、どうしても体力は落ちてきます。
すると、頭の仕事にシフトする時間も必要になります。
だからこそ、20代30代では、
① お客様のために
② させていただく
この2つを大切にしてほしいです。
闇雲に、やらされて仕事や勉強をするのではなく、
喜んでさせていただき、喜んでいただく。
お客様や会社に喜んでいただいた対価が、お給料です。
だから、自己判断で何でも軽く解釈しない。
言葉遣いひとつも、とても大切です。
たとえば、
「ブローしていきますね」
「カラー塗っていきますね」
ではなく、
「ブローさせていただきますね」
「カラー塗らせていただきますね」
そんな、お客様が安心できる謙虚な声かけ。
その積み重ねで、素直に成長を体感できます。
僕は、そのひと言で、
どれくらい至誠で仕事をしているか、
どれくらいお客様に愛されるスタイリストになっていくかが分かります。
お客様の大切な時間とお金をいただく。
そこに感謝と貢献がある。
それが、一番の仕事の幸せです。
本物の仕事人を、共に目指しましょう。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
ACHFILO 代表取締役 小吉健太
プロの美容師の髪の毛のためになるコラムです
☆お気軽に読んでくださいね☆
サロンご来店時に、コメントやご意見などフィードバックしてもらえたら嬉しいです。
お客様は、
とにかくご来店して体験してくださったら嬉しいです。
他のサロンではできない技術で貢献いたしますので、
是非是非ご体験してみてください。
店舗様・オーナー様は、
ぜひ一緒に技術を覚えていただきたいです。
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