カラーリスト美容師の教えるブリーチの仕組み
2024/06/22
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2024/06/22
ハイトーンカラーってやりたいけどブリーチって心配
そんなお客様の気持ちめちゃくちゃわかります。
日本人の黒髪に、さまざまな色味を表現する場合、毛髪中のメラニンを漂白する必要があります。
それがブリーチです。
黒髪に色を入れても綺麗に色味が出ないので、
綺麗にブリーチで白くしてからカラーします。
そのためにヘアカラーブリーチが必要です。
ブリーチの仕組み
ブリーチは髪の毛を綺麗にする仕組み。
ブリーチは酸化脱色といって、過酸化水素の酸化力によってメラニン顆粒を破壊することによってできます。
化学式をみてわかるように過酸化水素は水より水素がひとつ多い薬品です。
酸化というのは酸素を与える化学反応のことで、過酸化水素は酸素を放出することによって酸化剤として作用します。
この酸素の力で、毛髪中のメラニンが破壊され、毛髪の色が茶髪や金髪になっていくわけですが、
過酸化水素はアルカリ性状態で活発に分解して酸素を出すという性質があります。
逆に酸性状態ですと反応性が低くなります。
(痛めたくない人は酸性域で長く時間置きます。)
なので、色味を抜かして綺麗に抜けてきて、これ以上傷めないようにすぐに流します。
シャンプーしてしっかりすすいで、髪の毛を綺麗に酸化方向に向けると髪の毛を綺麗にします。
日本では、染毛用の過酸化水素(ヘアダイ・ブリーチ剤の第2剤)の濃度は、上限6%と決まっていますが、
使用前はやや酸性状態(pH3~4くらい)に調整されています。、
製品の長期保存ができませんし、容器も膨れて破裂してしまう危険もあります。
つまり、この酸性の過酸化水素を毛髪に塗布しても、あまりブリーチ作用は起きません。
使用する段になって、アルカリ性になるようにアルカリ分がたくさん含まれている第1剤を混合して、
混合液をアルカリ性にすると、過酸化水素の反応が活発になり、ブリーチができるという仕組みなのです。
基本的にブリーチ力は、混合したブリーチ剤の、過酸化水素の濃度とアルカリ分がともに高いほど強くなります。
アルカリ剤の種類や、作用時の温度もブリーチ力を左右する原因となります。
また、後述しますが、酸化助剤(ブリーチパウダーに配合されている)といわれている
過硫酸アンモンなどの薬剤が混合されているかどうかによってもかなり変わってきます。
アルカリや酸がどの程度入っているかという見方からアルカリや酸の多を示す尺度(pHとは違います)を、
アルカリ度・酸度は、正しくは、アルカリの場合は、0.1塩酸消費量、酸の場合は、0.1水酸化ナトリウム消費量といいます。
ブリーチ剤の第1剤は、間違いなくアルカリ分がかなり心配されていて、第2剤である過酸化水素と混合したときに、
その混合液はアルカリ性になるようになっています。
第2剤である過酸化水素水は、pH4くらいですがほとんど酸度はないからです。
このように、ブリーチを行うときに必ず必要な薬剤は過酸化水素ですが、混合する第1剤の性質や、混合する割合によってブリーチ力が変わってくるものです。
ちなみにケアブリーチとは、髪の毛のダメージをなるべく少なく髪の毛を綺麗にするものです。
傷めないものではないので気を付けて下さいね。
ちなみにアフィーロでは髪の毛を綺麗に出来るようにいつも考えて仕事しています。
なので、ブリーチの仕方も墓のサロンとは全く違います。
髪の毛を傷めないように最善でブリーチできるように追求しています。
ブリーチも楽しんでカラーできるようにお客様のために、傷めないために・・・
ブリーチのこと少しでも知ってもらえてうれしいです。
読んでくれてありがとうございました。
150-0002
渋谷区渋谷1-22-3 ルアン渋谷1F
アフィーロ 代表 小吉健太
プロの美容師の髪の毛のためになるコラムです
☆お気軽に読んでくださいね☆
サロンご来店時に、コメントやご意見などフィードバックしてもらえたら嬉しいです。
お客様は、
とにかくご来店して体験してくださったら嬉しいです。
他のサロンではできない技術で貢献いたしますので、
是非是非ご体験してみてください。
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ぜひ一緒に技術を覚えていただきたいです。
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